
本システムは、LidarSLAM技術を搭載したウェアラブル型レーザースキャナであり、作業者が背負って、歩行しながら移動計測します。
レーザ計測のほかIMUの姿勢情報などの補正情報を同時取得し、LidarSLAM技術で自己位置の連続推定析を行うことで、高密度高精度な三次元点群データが取得可能となるシステムです。
人工物の多い複雑な現場を高速かつ高品質に3Dデータ化する測量における新しい移動式計測デバイスになります。 歩行できるエリアであれば、地上レーザ測量よりも効率的且つ未測域の少ない計測が可能となります。 国土地理院「LidarSLAM技術を用いた公共測量マニュアル」に対応し、公共測量で使用出来ます。
歩行できるエリアであれば、歩くだけで3D計測が可能です。MMSやドローンで計測できないエリアを隅々まで補足できます。
2台のLiDARセンサーで、水平・垂直方向の3次元点群データを高密度に取得できます。
頭部に搭載された前後左右4台の魚眼カメラで、高解像度なパノラマ画像を取得でます。
手元の画面でデータ取得状況を確認できる為、取得漏れによる手戻りを削減できます。
地面や壁面の測量点を計測中に記録するだけで、高精度な点群データの取得と自動統合処理を実現。
歩行者や車両など、動く物体であれば点群データから自動除去が可能です。