基本測量(三角点改測)とは、国土地理院が行う基本測量の一種で、既に設置されている三角点(国家基準点)を再度測量し、その座標値や標高を最新の状態に更新する作業です。
なぜ改測するのか
三角点は長年の間に、
- 地殻変動
- 地震
- 地盤沈下
- 標石のわずかな移動
などの影響を受け、設置当時の座標と現状が一致しなくなることがあります。そこで改めて測量を行い、正確な測量成果を求め直します。
改測の内容
現在では主にGNSS(GPS等の衛星測位)を利用して観測し、
- 三角点の位置(X、Y)
- 標高(Z)
を高精度で再決定します。これにより全国の基準点網の精度を維持し、公共測量や地図作成の基準として利用できるようにします。
「昔設置した三角点の座標が今でも正しいか確認し、必要に応じて最新の座標に更新する測量」 が三角点改測です。
土木・測量業務で「三角点改測業務」という場合は、国土地理院が管理する三角点の成果を維持・更新するための測量を指します。