道路台帳とは
道路管理者(市町村・県など)が管理する道路について、
- 路線名
- 道路幅員
- 延長
- 境界
- 舗装種別
- 橋梁や側溝などの附属施設
を記録した管理台帳です。
従来は紙の図面や台帳で管理していましたが、現在はGIS化が進んでいます。
GISとは
GIS(Geographic Information System:地理情報システム)は、「地図」と「データベース」を組み合わせたシステムです。
例えば、地図上の道路をクリックすると、
- 路線番号
- 管理者
- 幅員
- 延長
- 工事履歴
などが表示されます。
GISシステム構築の業務内容
測量会社や建設コンサルタントでは、
① 現地測量
- GNSS測量
- TS測量
- UAV測量
により道路や施設の位置を取得
② 図面データ作成
- CAD図面作成
- 数値地形図作成
- 道路台帳図作成
③ GISデータ化
- 図面をGIS形式に変換
- 属性情報を付与
④ システム構築
- ArcGIS
- QGIS
- GISエンジン
- WebGIS などを利用し、
- 検索
- 更新
- 集計
- 地図表示 ができるシステムを作ります。
-
実際の成果物
- 道路台帳管理システム
- 上下水道台帳システム
- 橋梁管理システム
- 公共施設管理システム
- 固定資産GIS
- ハザードマップGIS などがあります。
測量業界での位置づけ
業務区分としては、
測量 ↓ 地図データ作成 ↓ GISデータベース構築 ↓ システム開発・運用支援
という流れになります。
そのため「道路台帳整備などのGISシステム構築経験」とは、単なるIT開発だけではなく、
- 測量
- CAD
- 地図作成
- 空間データ処理
- GISソフト操作
などの知識を活用して、自治体等の地理情報管理システムを構築・更新する業務を指すことが多いです。特に測量会社や建設コンサルタントでは、技術士補、測量士、測量士補などの資格と親和性が高い分野です